2020年11月10日
信州ワンデーパスその③どれだけおトク?(長野~東京)
信州ワンデーパスは大人2680円。
結構お得なの印象を受けるのだが、果たして、実際はどの程度お得なのか?
慌てて買って、実際は得じゃなかった、ってのは避けたいので事前に検証。
以下は、いずれも長野駅が起点。
◯まずは東京(あまり行こうと思わないけど)
長野〜東京は、お得なるのか?
結論は、信州ワンデーパスを使ってもお得にはならない!
というのも・・・
信州ワンデーパスで新幹線を利用する場合は、新幹線料金が必要になる。
しかしが、それは普通の乗車券でも同じ額が必要。
なので、乗車券のみの額で比較してみる。
通常の運賃(片道)
・長野〜東京(通し) 4070円
・長野~軽井沢 1340円(ワンデーパスの半額に同じ)
・軽井沢~東京 2640円
・長野~軽井沢~東京(軽井沢で分割)
1340円+2640円=3980円
結果・・・
ワンデーパスを使えば、長野~東京がお得なるかと思ったが、話はそうでもない。
長野~軽井沢の片道(1340円)=ワンデーパス2680円の半額1340円。
同額だ。
長野~軽井沢往復なら損はしないが得でもない。
ただし、東京へ行くなら、軽井沢〜東京の乗車券2640円が別途必要であり、
長野~軽井沢の乗車券1340円と合わせると3980円。
これは、長野〜東京の乗車券4070円より80円安い。
じゃぁ、得じゃん、という考えもあるが、
そもそも普通の乗車券でも長野〜軽井沢・軽井沢〜東京を別々に買えば、同じになる。
ワンデーパスだから安い、というわけではない。
(乗車券の分割購入は問題ない。実際は面倒だからしないだろうけど。)
ちなみに、この方のブログでは、
https://www.kzlifelog.com/entry/jre-shinshu-oneday-pass
長野〜東京がワンデーパス利用だと3080円とあるが、これは多分、佐久平〜東京の乗車券料金。
なので、別途ワンデーパス料金が必要となるため、片道だったら、明らかに、ワンデーパスを利用したほうが高くなる。
(そもそも、軽井沢ではなく、なぜ佐久平?)
上記ブログは非常に参考させてもらっているのだが、この部分はちょっと疑問。
というわけで、長野〜東京では、信州ワンデーパスを使うメリは薄い。
むしろ、使うほうが損!
というのも、当面、「お先にとくだ値」を使うと、新幹線指定席券を含めた料金が、最大半額になる!
お先にトクだ値
https://www.jreast.co.jp/nagano/tokudanesp/index.html?utm_source=google&utm_medium=display&utm_campaign=tokudanesp&utm_content=336_280
長野〜東京 指定席券込み料金8140円が4060円!
半額以下である(10円分だけだけど。)
結論
長野〜東京では、信州ワンデーパスは使っても、とくにはならない。
では、どうつかうのがお得か?
それはやっぱり、県内周回あるいは県内往復。
具体的には・・・
iPhoneから送信