ハイレール1375(JR東日本長野支社)
塊感が半端ない小渕沢駅の外ベンチで、出来立ての「甲斐かつサンド(とり)」をサクッと平らげた後、再び2Fの改札口へ。
今度は、奥の小海線を目指す。
小渕沢駅で出来立てのカツサンドを食べるたった一つの方法 ~小渕沢の駅弁 丸政 甲州かつサンド(とり)~ネットメディアにありがちな大袈裟なタイトル。大体、大した中身ではない。コレも同様。付けてみたかっただけ。ただし、本当に方法は一つ。到着30分前に電話するだけ。以上。丸政 まるまさ…
発車約10分前。
階段を下りていくと、既に「ハイレール1375」は入線している。
ホームにはおじさんの姿が何人か目立つ。
平日とはいえ、やはり、お客さんはそれなりにいる模様。
シートマップからは分かっていたことだが、ビミョーにやな予感。
ホームにある小屋は売店らしいが、現在は閉店。
列車は2両編成。
前や後ろをうろうろ。
こちらは後ろになる1号車。
入口は2両目の一か所のみの模様。
アテンドさんが入口でお出迎え。
誰かが入ったのを皮切りに、ホームの待ち人たちが次々に中へ。
私もその後ろに。
1号車の一人席を取ってあるので、入ってすぐ右へ。
小淵沢からだと1号車は後ろだ。
席の種類や、どこが狙い目かは別記事で。
一人席は、進行方向左側。つまり、西側。
ホーム側であり、乗車時にはスクリーンが下されている。
ホームからの目隠しなのか、日差し対策なのかは不明。
列車はベルなく動き出す。
発車前から、後ろの2人席×2のおじさん4人グループからは、盛んにプシュー、プシューと、缶ビールを開ける音。
まだ11時前だぜ。と思いつつ、私もいずれそうする予定。
缶ビールの音はいいけれど、おじさんたちが横に身を乗り出し、口角泡飛ばしながら、大声で会話するのには閉口。
まいったな。この先ずっとこれか・・・。
観光列車は、会話も食事も一杯も楽しみの一つ。でもここまで賑やかだとなぁ・・・。
出入り口はないし、空気もあまり循環してない感じ。
と思いつつ、列車は進む。
車窓の眺め。場所は違うが、この手の風景は見慣れている長野県民。
なんとか渓谷。上手く撮れない。
11:00清里へ到着。ここで5分停車。
停車時にトイレに行っていたら出遅れて、静態保存したSLが置いてある反対ホームにはいかれず。
陸橋がないホームであり、遮断機のある平面通路を歩いて渡るのだが、対向列車が来てしまったのだ。残念。
出発。
すぐに、JR最高地点がもうすぐ、とのアナウンス。
車窓の左側なので、割と簡単にパチリ。
ここ、学生の時に東京からバイクで帰ってくる途中で寄ったことあったよな。もはや大昔のことだ。
そこからすぐに野辺山駅へ。
JRで一番高いところにある駅。
乗客の多くがホームで立ち止まるが、混んでいるのでとりあえず改札の外へ出てみると、牛がいる。
牧場の草をロールにしたものだな、なんていったっけ。
夏は混むのだろうか。今年はそうでもなかったかな。
車内のアナウンスで、駅の天井には星座が描かれていてフラッシュ撮影をすると浮かび上がるという。
普通に撮るとこんな感じ。
フラッシュを焚くと・・・
しかし、昼なのでフラッシュが炊かれているかいまいちわからず、何度もやってしまった。
後で写真を見て、これが星座か、という感じ。
星座が浮かび上がらない方が神秘的でいい気もするけど。
待合室には万華鏡もあります、というので、待合室はどこ?とっ探したら、駅の端っこの方にちょびっとの空間があり、そこが待合室。
まるで、マンションのベランダ位のスペース。写真なし。
可愛らしい。そんなに使う人はいないのかな。
万華鏡は子供背丈サイズ向きで、私はかなり屈まないといけないので、ちょっと見辛い。目をグッと接するのはちょっと憚られる。
子どもは楽しいだろうな。
ホームには、JR線最高駅の道標?
1345メートル、って、列車の名前の1375メートルじゃないじゃん。
と一瞬思ったが、1375メートルは先ほどのJR最高地点の標高であった。
2号車。小淵沢発の1号はこちらが先頭。
駅員さんが、運転手さんと何やら情報交換?
後ろになる1号車。
あと5分で発車というアナウンスがあったので、大人しく中へ。
そして、再びベルなく出発。
この野辺山が1番の見どころって感じ。
レタス畑。アナウンスがある。
そろそろ12時、ということで、お昼へ。
と思ったが、相変わらず後ろの席が盛り上がっていて落ち着かないので、アテンダントさんに断って2号車へ。
普段の居酒屋でも出会わないような騒ぎっぷりだったので、普通でも避けたいところ。
むしろ、こんな時は猶更。
一人席もそんなにしっくりこなかったので、もう十分かと。
誰もいない車両でゆっくり食事をいただく。
席も右側(東側)へ変えてみる。
小海線観光列車ハイレール1375・1号のブランチセットまとめ・小海線の観光列車ハイレール1375・1号限定 2800円。・びゅうの食事つき旅行商品(乗車券+指定席券+ブランチセットで4800円)以外でも、単独注文可能。・お値段高め。小淵沢駅で普通の駅弁や出来立てかつサンドを買った方が満足度が高いかも。…
食事をしながら、アナウンスでも紹介される千曲川の流れを眺める。
千曲川といっても、日頃目にしている長野市周辺の千曲川とは大違い。
源流とまではいかないが、上流だけあって、その流れは、まさ幼いと印象を受ける。
成魚に対する稚魚のような。
でも、2019年の秋にはこの流れが、佐久地域でも大きな災害をもたらしたわけだ。
運転席後ろの展望席は都合によりクローズ。
代わりに車内Wi-Fiを利用して、車載カメラの進行方向画像をご覧ください、とのこと。
車内Wi-Fiにつなぐと・・・
おぉ、車載カメラの映像が見られるぞ。動画だぞ!すごーい!
といいたいところだが、いまいち迫力が・・・
テレビみたいというか。
画面が小さいのはもちろん、ライブだけど「生」じゃないというか。時間的には生なんだけど、一枚間に挟まっているというか。
まぁ、仕方ないような。
正面に浅間山の融資が見えます、と車内アナウンスがあるが、正面だと見えない。
ならば、車載カメラで・・・
旅も終盤。
中込駅では、駅員さんが歓迎&お見送り。
ここまでの駅は、それだけの駅員さんがいなかったということだろう。
嬉しいけどちょっと照れ臭い時間。
しなの鉄道の観光列車「ろくもん」の歓迎&お見送りに比べると、何となく気合の入り方が違う気がするが、それは身びいきか。
佐久平駅をちょっとすぎた辺りに建つアパートというかマンションというか。
北陸新幹線と線路がクロスする駅舎は撮れず。
この写真も駅を発車してからしばらくたった当たり。
これより駅側にはかなりマンションなどが建っている。
新幹線駅が出来て一変した地域、なのだろう。
でも、佐久平駅って、一度も降りたこと、ないかも。イオンにはいったことあるけれど。
終着、小諸駅。
ホームに降りて、パチリ(なんて音は今のスマホはしないけど)。
小海線のホームを見下ろす。
ハイレール、よく見えないな。
1番ホームには、赤いしなの鉄道の車両が。
これを見ると、何となく落ち着く。帰ってきた感じがする。まだ先はあるけれど。
小諸駅前。
青い空と白い雲のコントラストがきれいだ。
酔い覚ましにコーヒーを飲みたい。長野方面のしなの鉄道の発車までには結構時間がある。
駅舎を出てすぐ左には新しいカフェが出来ている。
ただし、まだプレオープン中で、完全稼働ではない模様。
以前はみどりの窓口があったところを、地元出身でUターンしてきた親子が新しくカフェとワークスペースを兼ねたお店を始めるのだとか。
後日、テレビニュースで知る。
今度行ったら寄ってみようかな。
今回は駅右手の坂を上っていき、途中右に曲がった先にあるセブンイレブンまでコーヒーを求めて歩く。
しかし、小諸は坂だなぁ。
セブンからの帰路、ふとショーウィンドーを見ると・・・
んん?
なぜ、今これが張られている?わからn
久しくこの世界から遠ざかっているから勝手が判らないけど、かなりかなり前のキャラのはず。
最近新しいのが出たのか?
(よく見たら2014年7月14日発売とあった。結構前だ。)
ファースト以外はほぼなじみがないが、ファーストの水中系は結構好き。
中も再現されているのか。でも、意外とスリムというか。もっとみっしりしているかと思った。
山崎屋玩具店その世界では有名なお店・・・でもないみたい。
でも、こういうお店って、あり続けていてほしいよな。
そして、小諸駅から長野方面へ。
まだ日は高い。
途中、戸倉駅の駅そばで、もつ煮を突っついてビールでも飲もうか、と思っていたが、すでにその余裕なし(多分、時間的に既に閉まっている)。
ほぼ爆睡で、本日は終了。
ちょっと、いろいろ残念な感じがするハイレール1375の旅であった(大声の酔客が主因)。
でも、小淵沢駅の出来立ての「かつサンド(とり)」はおいしかった!
今度は、野沢菜かつサンド、食べたいな。
それだけ食べに行ってもいいか?