2023年10月25日
ハイレール1375の乗り方 おすすめの席は?(小海線 のってたのしい列車)
小海線ののってたのしい列車、ハイレール1375(えきねっと)。
鉄道最高地点の1375mを通ることから命名されている。
たった2両の小さな列車。
このハイレール1375、どの席がおすすめだろうか。
結論はお好みで、としか言えないが、以下ご参考にどうぞ。
鉄道最高地点の1375mを通ることから命名されている。
たった2両の小さな列車。
このハイレール1375、どの席がおすすめだろうか。
結論はお好みで、としか言えないが、以下ご参考にどうぞ。
〇 基礎知識
ハイレール1375には4種類の座席タイプがある。
1号車
①シングルシート:D列。西側向き(小淵沢→小諸行きで、左側) 八ヶ岳の雄大な姿が見える
②ペアシート:A・B列。東側(小淵沢→小諸行きで、右側) 。窓向きに並んで座る。
③BOXシート:4人掛け(2人×2)。昔ながらのボックスシート。左右にある。
2号車
④リクライニングシート:2号車限定。普通の座席タイプ。2席(1席)×2列
えきねっとの場合、①②④は「普通席」で、③のみ「BOX席」を指定して予約する。
シングルシートもペアシートも、「普通席」であることに注意が必要。
〇おすすめの席は?
ハイレール1375 1号車
←小淵沢 佐久平・小諸→
まず候補に上がるのは1号車。
1人で行くなら、シングルシートが断然おすすめ。これは1から7のD列。
できれば、進行方向一番前は避けたい(理由後述)。
2人なら、ペアシート。こちらは、1から7のA・B席。
できれば、1のA・Bがいい(理由後述)。
えきねっとでは座席が指定できる。
*上と下が逆が逆になってしまっているので、注意。
スマホだと縦長表示。左がD列、右にA・B列。
この方が実際と合っている。
これを見ると、シングルシートは全席予約済み。人気がある。
ペアシートは、3~5は空いていて、1は一人だけ予約、という状況が分かる。
〇シングルシート
こちらはシングルシート。1D。小諸行きの場合、一番後ろの席。
小諸行きの場合はいいけど、小淵沢行きだとこちらが一番前。
椅子の向きが逆になると、ちょっと圧迫感あり?
窓が広いからいいけれど、テーブル(画像では椅子の左奥)がメインテーブルとなるので、ちょっと窮屈。
画像では椅子の前側テーブルが、椅子が逆向きになると、右手後方になる。
本来は後ろの席の人と半々で使うべきだが、境があるわけでもないので、後ろの人がドカンと荷物をおいてしまったら、ちょっと使いづらそう?
前のテーブルを2区画分使うとなっていくと、結局、一番前の人が割を食うことになる。
なので、シングルシートの場合は、進行方向一番先頭は避けた方がいいかもしれない。
(逆にいうと、画像のように進行方向一番後ろの場合、左奥のテーブルと前のテーブルの両方を使えるので、荷物置きとお弁当置き、みたいな使い分けが可能になる。)
なお、シングルシートは、席を
ーーー
\□\ の状態から(\:シート □:テーブル。上が外側)、椅子の向きを変えて、
ーーー
\□/ の状態にすることで、二人で斜め向かい合わせに座ることも可能。
(上の画像の奥で、向けを変えて座っている方がいる。)
なので、二人とも西側の席がいい、と言う場合は、こちら。
ただし、間にテーブルが入るので、話が遠くなり、声も大き目になりがち。
ちょっと気を遣ってしまうかも?
そもそも予約しづらいので、二人ならペアシートがおすすめ。
(ただし、ペアシートは密接するので、逆にそれはちょっと・・・、という間柄なら、シングル×2もアリかと。)
〇ペアシート
ペアシート。密着度は高い。
2人で乗る場合、選択肢の一番に上がるペアシート。どの席がいいか?
どの席も同じ、かと思えば、さにあらず。
個人的には、今回乗った1のA・Bがおすすめ。
その理由は、脇にも荷物が置けるから。
「サイドテーブル」があるイメージ。
ペアシートの1のA・B。
窓側のテーブルとは別に、右側(画像上)にも物を置けるスペースがある。
このスペース、結構貴重。
ハイレール1375の車両には荷物棚がない。
そのため、手荷物の置き場に困る。
(先日乗車した際もキャリーバッグの扱いに困っている人がいた。)
窓前のテーブルには、お弁当やお酒を広げたいから、荷物は置きたくない。
日帰り旅行なので、荷物は肩掛けカバン一つではあったが、夕飯用の駅弁やお土産も買っていたので、そのスペースが必要。
足元のは置きたくないし、椅子に置くと狭くなる。
というわけで、このサイドスペースはとても重宝した。
車両案内図を見た際は、1A・Bの席の窓横に茶色い柱のようなものがあり、「窓が小さいのかな」と思ったが、杞憂であった。
(茶色いものがなんだったかはよくわからず。)
売店に近いのでにぎやかかと思いきや、売店スペースとの間には壁もあるので、そんなこともない。
この壁には、イラストがたくさん。
これを見ていても楽しい。
なお、1A・Bは、片側からしか出入りができないので、そこだけはちょっと面倒。
奥の席の人が移動するには、手前の人も席を立つ必要がある。
他のペアシートは両側から出られるので、ここがマイナス。
とはいえ、家族や仲のいい二人なら全く問題ないはず。
7のA・Bも同じ。片側からしか出られない。反対側はボックス席との仕切りになっている。
隣がBOX席なので、そちらが賑やか田グループだと、ちょっと気になるかも。
(私が乗車したときは、家族で乗っている皆さん。微笑ましい情景だったので、多分、7の席の人も全然きにならなかったと思う。)
いずれにせよ、シングルシートもペアシートも、人気なので、「取れればラッキー」かもしれない。
〇ボックスシート(1号車)、リクライニングシート(2号車)
ハイレール1375 1号車
←小淵沢(後方) 佐久平・小諸(2号車)→
2号車
←(1号車)小淵沢 佐久平・小諸(先頭)→
こちらは左右両方にあるので、景色によって選択の余地がある。
景色としては、正直、どちらも景色はいいので、どっちでもいいかと。
CD(小淵沢→小諸の場合、進行方向左側)の方が八ヶ岳が見えるので、ちょっといいかも。
ABだと千曲川の源流が見やすいが、左側でも見える。
源流だけあって、かわいらしい川(長野市付近の千曲川に比べると、ほんと、細い。)。
迫力は薄いが、「これが千曲川~信濃川となって、日本海まで流れているんだ」という感慨に浸れる。
結局、お好みで。
2号車には、一人掛けの席もあるので、隣に知らない人がきたらやだ、と言う場合は、そちらも選択肢。
ただし、よっぽどの繁忙期でなければ、知らない人同士が並ぶことは少ないはず。
そうなると、2人席の窓際を取るって、ゆっくり座る、という手も十分ある。
と思ったが、今みたら、10月28日(土)は、全部予約で一杯。
ということは、2号車のリクライニングシートの窓際1席だけ予約した人は、隣に誰かが座る、ということ。
ならば、やっぱり一人掛けシートがいいか。でも、競争率激しそう。
というわけで、選べるなら、お好きな席をどうぞ。
日程に自由度がある場合、取りたい席が取れたら乗る、もあり。
では、よい旅を!
ハイレール1375には4種類の座席タイプがある。
1号車
①シングルシート:D列。西側向き(小淵沢→小諸行きで、左側) 八ヶ岳の雄大な姿が見える
②ペアシート:A・B列。東側(小淵沢→小諸行きで、右側) 。窓向きに並んで座る。
③BOXシート:4人掛け(2人×2)。昔ながらのボックスシート。左右にある。
2号車
④リクライニングシート:2号車限定。普通の座席タイプ。2席(1席)×2列
えきねっとの場合、①②④は「普通席」で、③のみ「BOX席」を指定して予約する。
シングルシートもペアシートも、「普通席」であることに注意が必要。
〇おすすめの席は?
ハイレール1375 1号車
←小淵沢 佐久平・小諸→
まず候補に上がるのは1号車。
1人で行くなら、シングルシートが断然おすすめ。これは1から7のD列。
できれば、進行方向一番前は避けたい(理由後述)。
2人なら、ペアシート。こちらは、1から7のA・B席。
できれば、1のA・Bがいい(理由後述)。
えきねっとでは座席が指定できる。
*上と下が逆が逆になってしまっているので、注意。
スマホだと縦長表示。左がD列、右にA・B列。
この方が実際と合っている。
これを見ると、シングルシートは全席予約済み。人気がある。
ペアシートは、3~5は空いていて、1は一人だけ予約、という状況が分かる。
〇シングルシート
こちらはシングルシート。1D。小諸行きの場合、一番後ろの席。
小諸行きの場合はいいけど、小淵沢行きだとこちらが一番前。
椅子の向きが逆になると、ちょっと圧迫感あり?
窓が広いからいいけれど、テーブル(画像では椅子の左奥)がメインテーブルとなるので、ちょっと窮屈。
画像では椅子の前側テーブルが、椅子が逆向きになると、右手後方になる。
本来は後ろの席の人と半々で使うべきだが、境があるわけでもないので、後ろの人がドカンと荷物をおいてしまったら、ちょっと使いづらそう?
前のテーブルを2区画分使うとなっていくと、結局、一番前の人が割を食うことになる。
なので、シングルシートの場合は、進行方向一番先頭は避けた方がいいかもしれない。
(逆にいうと、画像のように進行方向一番後ろの場合、左奥のテーブルと前のテーブルの両方を使えるので、荷物置きとお弁当置き、みたいな使い分けが可能になる。)
なお、シングルシートは、席を
ーーー
\□\ の状態から(\:シート □:テーブル。上が外側)、椅子の向きを変えて、
ーーー
\□/ の状態にすることで、二人で斜め向かい合わせに座ることも可能。
(上の画像の奥で、向けを変えて座っている方がいる。)
なので、二人とも西側の席がいい、と言う場合は、こちら。
ただし、間にテーブルが入るので、話が遠くなり、声も大き目になりがち。
ちょっと気を遣ってしまうかも?
そもそも予約しづらいので、二人ならペアシートがおすすめ。
(ただし、ペアシートは密接するので、逆にそれはちょっと・・・、という間柄なら、シングル×2もアリかと。)
〇ペアシート
ペアシート。密着度は高い。
2人で乗る場合、選択肢の一番に上がるペアシート。どの席がいいか?
どの席も同じ、かと思えば、さにあらず。
個人的には、今回乗った1のA・Bがおすすめ。
その理由は、脇にも荷物が置けるから。
「サイドテーブル」があるイメージ。
ペアシートの1のA・B。
窓側のテーブルとは別に、右側(画像上)にも物を置けるスペースがある。
このスペース、結構貴重。
ハイレール1375の車両には荷物棚がない。
そのため、手荷物の置き場に困る。
(先日乗車した際もキャリーバッグの扱いに困っている人がいた。)
窓前のテーブルには、お弁当やお酒を広げたいから、荷物は置きたくない。
日帰り旅行なので、荷物は肩掛けカバン一つではあったが、夕飯用の駅弁やお土産も買っていたので、そのスペースが必要。
足元のは置きたくないし、椅子に置くと狭くなる。
というわけで、このサイドスペースはとても重宝した。
車両案内図を見た際は、1A・Bの席の窓横に茶色い柱のようなものがあり、「窓が小さいのかな」と思ったが、杞憂であった。
(茶色いものがなんだったかはよくわからず。)
売店に近いのでにぎやかかと思いきや、売店スペースとの間には壁もあるので、そんなこともない。
この壁には、イラストがたくさん。
これを見ていても楽しい。
なお、1A・Bは、片側からしか出入りができないので、そこだけはちょっと面倒。
奥の席の人が移動するには、手前の人も席を立つ必要がある。
他のペアシートは両側から出られるので、ここがマイナス。
とはいえ、家族や仲のいい二人なら全く問題ないはず。
7のA・Bも同じ。片側からしか出られない。反対側はボックス席との仕切りになっている。
隣がBOX席なので、そちらが賑やか田グループだと、ちょっと気になるかも。
(私が乗車したときは、家族で乗っている皆さん。微笑ましい情景だったので、多分、7の席の人も全然きにならなかったと思う。)
いずれにせよ、シングルシートもペアシートも、人気なので、「取れればラッキー」かもしれない。
〇ボックスシート(1号車)、リクライニングシート(2号車)
ハイレール1375 1号車
←小淵沢(後方) 佐久平・小諸(2号車)→
2号車
←(1号車)小淵沢 佐久平・小諸(先頭)→
こちらは左右両方にあるので、景色によって選択の余地がある。
景色としては、正直、どちらも景色はいいので、どっちでもいいかと。
CD(小淵沢→小諸の場合、進行方向左側)の方が八ヶ岳が見えるので、ちょっといいかも。
ABだと千曲川の源流が見やすいが、左側でも見える。
源流だけあって、かわいらしい川(長野市付近の千曲川に比べると、ほんと、細い。)。
迫力は薄いが、「これが千曲川~信濃川となって、日本海まで流れているんだ」という感慨に浸れる。
結局、お好みで。
2号車には、一人掛けの席もあるので、隣に知らない人がきたらやだ、と言う場合は、そちらも選択肢。
ただし、よっぽどの繁忙期でなければ、知らない人同士が並ぶことは少ないはず。
そうなると、2人席の窓際を取るって、ゆっくり座る、という手も十分ある。
と思ったが、今みたら、10月28日(土)は、全部予約で一杯。
ということは、2号車のリクライニングシートの窓際1席だけ予約した人は、隣に誰かが座る、ということ。
ならば、やっぱり一人掛けシートがいいか。でも、競争率激しそう。
というわけで、選べるなら、お好きな席をどうぞ。
日程に自由度がある場合、取りたい席が取れたら乗る、もあり。
では、よい旅を!