2020年08月06日
上田駅の駅そば「ちくま」でネギそばを頼んでみたら

上田駅の駅そば「ちくま」。
ここには、駅そばと特上そばの2種類ある。
メニューは多彩だが、なぜか、ネギそばだけは、特上そばにしかラインナップされていない。

そうなると、気になる。
普通の駅そばと特上そばの価格差は50円。
そのお味は?
そして、ネギがどのくらい載っているのか。
というわけで、特上そばにしかないネギそばを注文。
ただし、ネギだけで失敗したら寂しいので、温泉玉子をトッピング。こちらも50円。
ネギそばは、券売機のメニューの下の方にひっそりとある。

液晶表示のこのメニュー、フォントが細めで読みづらいうえ、位置的に近距離で上から見下ろすので、液晶の質も相まって、更に見づらい。
液晶の質はコスト的に無理でも、せめて、フォントを太字にすればいいのに、と思うが、そうすると長いメニューはつぶれてしまうのか?
これを作ったメーカーさんは、見やすにどこまではいりょがあったのかな、とちょっと勘ぐってしまう。
それはさておき、膝を曲げて(それでも、自分の場合は、上から見下ろす感じになってしまう)、目を凝らして、液晶の中段にあるネギそば、そして一番下にある温泉玉子を押す。
お釣りが勢いよく出で、釣り銭皿から外にジャンプしてしまったので、ちょっとびっくり。そんなこと、あるんだ。
特上なので、食券を渡して三分待つ。
この日は先客2名。
ここ最近ノーゲだったが、宣言解除の影響もあるか?
微妙な距離感で座る。
少し待っていると、ネギを載せていると思われる動作が窺える。
果たして、ネギの量は?
お待たせしました、の言葉とともに、ネギそば、登場。
カウンター上のネギそばを下から見上げる。
縁からはみ出すほどネギがこんもり、という感じではない。
手元に下ろすと・・・
ネギ、思ったより少ない。
というか、多分そんなに多くはないんだろうな、という予想どおり。
鴨南蛮によく入っている焼きネギや、細切りにされないまま、すき焼きの具のような長さで煮込まれたネギが載ってくるかな、とかすかには期待し、でも、多分、いや決してそんなことはないだろうな、かき揚げそばに添えられてくるネギと同じ形のものが、量が多いだけ出ててくるだろうな、と思ったら、やはりその通り。
でも、特上そばは、細く、そして、ネギも繊細な感じで、なんか、以前戴いたかき揚げ特上そばとは佇まいが違う印象で、期待感は高まる。
多分、そばがよく見えているから、なのだろうけど。
せっかくなので、七味はかけず、そして、おそばとネギを絡めて、戴いてみる。
と・・・。

おいしい。
おいしいぞ、これ。
普段戴く駅そばの味わいとは全然違う。
いつもは、乾麺の駅そばに、七味をたっぷりかけ、そして、かき揚げなどの油分のあるものと混ざり合ったものを戴いているが(それはそれでおいしいと思っている)、このネギそばは、シンプルな分だけ、そばの味わいが強く出る。
うん、やっぱり、駅そばとは違う繊細な味わい。
(駅そばのシンプルさというか、素朴さは、それはそれで、とても好き)
以前、特上そばのかき揚げそばを戴いた際には、駅そばとあんまり変わらない味わいかも、という感想をもったが、今回は明らかに違う。
やっぱり特上そばだけのことはある、と改心。
特上そばをいただくのなら、シンプルなものの方がいいかもしれない。
特に私のように雑な味覚を持つものにとっては、その方が違いが分かりやすいかも。
そう思いながら、ネギとそはを絡めて、食べ進める。
途中で、少しだけ七味をかける。
いつもの駅そばなら、ジャンジャンかけてしまうのだが、確かにそれだと、特上そばの繊細さを味わうどころではなくなってしまうよな。
続いて、温泉玉子の黄身を崩して、そばと絡めて戴く。
こちらも鉄板の味わい。
う〜ん、しあわせ。
ささやかだけれど。
1分で茹で上がる駅そばよりは、ちょっと時間がかかったけれど、でも、あっという間のランチタイム。
かきあげがなくてボリューム不足かな、と思ったが、さにあらず。かなりお腹一杯。
ごちそうさまでした。
これまでノーマークだったネギそば。
地味そうなので、なかなかトライする気になれなかったけど、またリピートしそう。
でも、一度は、駅そばのネギトッピングもしてみようかな。
オーダー的には、駅そばの月見そば360円+ネギトッピング50円 計410円か。
かき揚げ+110円にもネギがそこそこ載っていることを考えると、もう少しネギが欲しいところだけれど、あんまり多いと、味わいが崩れるのかもしれない。
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タグ :駅そば
2020年05月26日
上田駅 駅そば ちくま の普通の駅そばをネギそばにアレンジして食べてみた

上田駅 駅そば ちくま の普通の駅そばをネギそばにアレンジして食べてみた
上田駅の新幹線か札口を出てまっすぐ行ったところにある駅そば「ちくま」。
ここ最近よく利用していたが、先日初めて特上そばのネギそばを戴だき、その味にちょっと感動。
ちなみに特上そばとは生そばのことで、この駅そば店は、生そばを特上そば、乾麺を駅そばと呼んで、どちらかを選ぶことができる。
お値段の違いは60円。
提供時間は、特上そばが3分かかるが、駅そばは1分。
私は、これまで大体駅そばで満足していて、特上そばもそんなに違いがない、と感じていたのだが、先日、特上そばのネギそばを戴いて、その味わいに感動した。ってのは大袈裟だけれど。
では、果たして特上そばと駅そばのネギそばと味わいはどれだけ違うのか、試してみようと思ったが、残念ながら、駅そばにはネギそばというメニューがない。
他のものは全て、特上そばと駅そばと両方にメニューがあるのに。
しかし、普通の駅そばにネギをトッピングすれば同じものになる、はず。
なので、先日は特上そばのネギそばに温泉玉子(生玉子も選択可能だが、何も言わないと温泉玉子が出てくる。個人的には温泉玉子の方が好み)をトッピングしたので、今度は逆に、駅そばの月見そば(こちらも当然温泉玉子)にネギをとピングして注文。
これで、同じものになる。

で、実食。
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