2020年05月11日
上田駅 駅そば 「そば処 ちくま」

上田駅の駅そば ちくま
7:30~19:30(状況により変更している可能性あり)


2020/7/13から営業時間変更。
2020/10/21現在、変更されたまま。

期集中でお昼時にしなの鉄道で上田駅に着く行動パターンに。
目的地までの歩きを考えると、余裕は15分。
となると、お昼は駅そば一択。
上田駅には、サクッと食べられるお店がない。
高架下や駅前には、ラーメン・お蕎麦などもあるが、ファストフードはない。昔はマクドナルドがあったが今は居酒屋。
個人的には、牛丼屋があると嬉しいんだけど。
駅そば店へは、しなの鉄道改札を右へ出て階段を降りる。
こちらが、お城口。(反対側は、「温泉口」)
階段を降りたら、すぐ右へ。
自動ドア・手開きドアを抜けてすぐ右手。
一つ先はキオスク。
反対側はお土産やさん。
まっすぐ行くと、北陸新幹線の改札口。
駅そばだが、立ち食いではなく、完全に「店舗」形式。
寒風にさらされることなく、座っていただける。
タッチ式の自動ドアから入ると左手に券売機。
こちらも最近よくあるタイプの液晶タッチパネル式。
特上そば(生そば 3分)と駅そば(乾麺 1分)とがあり、上のボタンで切り替える。
初期設定は、特上そばなので、急いでいる人は要注意。
まぁ、2分しか違わないけど。
特上の方が60円高い。

初期状態

駅そばボタンを押すと、黒くなる。
でも、分かりづらい。
商品を選び、お金を入れても、それだけでは食券が出てこないのも、このタイプの特徴。
購入ボタンを押さないと、発券されない。
メニューを間違えても修正可能なのはいいが、メニューボタンを押しても反応がないと焦ることも。
ここは、大きく「購入ボタンを押して」とあるので、迷うことは少ないはず、多分。
でも、先日も、あれっ、と声を出していたお客さんを目の当たりにしたのだが。
なお、特上そばでも、駅そばでも、お高いメニューが上の方にあり、かつ、色付きで目立つ反面、お手頃なシンプルメニューは色もなく、目立たず、目当てのメニューを探しづらい。
しかも、駅そば画面は、放っておくと勝手に特上そば画面に切り替わってしまう。
慌てていると、つい、目当てのものを探すのを諦めて、上の方のコンビメニューを選んでしまいたくなる。
大袈裟だけど、一見さんが多いだろう駅そば店では、トラップといえる。

カウンターの一番奥から

同じく。入り口方面を見る

カウンター右側から店内奥方面を見る

真田レッド
店内にはL字型のカウンターのみ。10席位あるかな。
壁には真田丸の名残か、赤いのれん?が掛けられて、店内を赤備え状態にしている。
この時は、先客は3人。
お昼時にしては、少ない印象。
以前同じような時間帯に通りかかった時は、ほぼ満席だった。
新幹線客が激減していることが大きいか。
この日は、かき揚げ・玉子そば(駅そば) 470円を選択。
食券を出し、コートを脱ぎ、空いている椅子において、手を洗い、セルフでコップに冷水を入れ、席に戻り、冷水一口飲んで一息ついていると、ほどなく、駅そば登場。
さすがのスピード感。「待つ」までいかない。

あれ?玉子が・・・
そう、このお店では、玉子は温泉玉子が標準。
普通の生玉子にしたい場合は、注文時にその旨声をかけないといけない。
壁にはその旨張り紙がしてあるが、これも一見さんは見落としやすい。
とはいえ、温泉玉子はプルプル。黄身を崩してそばと絡めていただくとまた美味しい。
なので、温泉玉子でノープロブレム。というか、素顔に温泉玉子の方がいい。
自分の好みは、かき揚げをツユでズブズブにしていただくもの。
そばを引っ張り出してかき揚げの上に乗せ、七味をかける。
また違うそばを引っ張り出して七味をかける。
そうしているうちに、かき揚げはグダグダになる。
ツユがあまり熱くないので、最初から調子よく戴ける。
あまり熱いと、食べるのに時間が掛かるから、これはお店の配慮なのかもしれない。あるいは、単にオペレーションの都合か。
ぬるいと美味しくなくなるが、そういう温度でもない。
熱いけど熱すぎない。
というより、むしろ、熱くないけどぬるくもない、かな。
そのおかげで、券を買って、そして食べ終わるまで、早ければ5分余り。極めてサクサク。
ごちそうさまでした。
ちょっと客入りが少ないが、頑張ってほしい。
別日。
特上そばのかき揚げそば 480円。


特上そば
約3分待つ。それほど長いとは感じない。
味は・・・、たしかに駅そばとは違うけれど、どれだけ美味しさが違うかというと、なんともいえない。
自分には駅そばで充分、という感じ。
というか、駅そば屋で戴くのなら駅そば、という考えがインプットされてしまっている。
早いし、ちょっと安い、というのが大きいけれど。
駅そばでも充分満足。
別日
月見そば(駅そば)360円。

具は玉子のみ。シンプル。
絡めて食べるなら、やっぱり温泉玉子の方がいいかな。
ツユがぬるめというのもあり、生玉子だと、絡むという状態にならないかも。
別日

かき揚げそば(駅そば)420円
今回は、玉子抜き。

駅そば。
特上そばとの違いは・・・
グジュグジュにしたかき揚げを最後にツユと一緒に戴くのが嬉しい。
玉子がないとちょっと寂しい。
それだけ贅沢になってしまったか・・・。
別日

この日も かき揚げ玉子そば(駅そば)470円
やっぱりこれが定番かな。
玉子は贅沢だけれど、そばに絡めていただくのは捨てがたい。
別日。

ざるそば 特上そは490円

駅そば屋で、ざるそばを戴けるところは少ない。
お店も一手間増える。
なにより、立ち食いでは食べづらいから。
以前、今はなき篠ノ井駅の駅そば(立ち食い)で、ざるそばを頼んで難儀した覚えがある。
そばをカウンターにおき、そばちょこ片手に食べるわけだが、お客さんが数人いて、カウンターの片隅で何とか食べた次第。
こちらのお店は、ゆっくり(といっても、あっという間だけれど)座って戴ける。
折角なので、特上そばを注文。
つゆはややしょっぱめ。
残念ながら、つゆの継ぎ足しはできない。
そば湯もない。
ざるそばだと、そば湯をいただきたいところだが、仕方ない。
シンプルだけど、そこそこのボリュームはある。
ちなみに、上田駅から徒歩7~8分のアリオ2Fには小木曽製麺がある(長野駅前にもある)。
こちらは、普通盛りから大盛まで同じ500円+税で戴ける。
そば湯もポットから自由に戴ける。
つゆも同じく。でも、個人的には、「ほぼそば湯」を食後にずるずる戴くのが好み。
駅そばのざるそばを、小木曽製麺の大盛のコスパと比べてはいけないが、つい思い出す。
でも、あの大盛を食べると、午後しばらくは何もしたくなくなってしまうから危険である。
それはさておき、こちらのお店のメニューはこんな感じ。

一番シンプルな、駅そばのかけそばは310円。
特上だと370円。+60円。
メニューの前の番号は、自販機の登録NOだろうか。
大きな番号は下の方にある、と予想して探すと探しやすそう。
かき揚げ110円
玉子50円
別々に頼んでも、コンビメニューにして変わりなし。
そこでの迷いは生じない。
あとで追加したって損はしない。
ネギそばは、特上そばにしかないのは、なぜだろう?
駅そばにネギトッピングをしてみたくもなる。
というか、どのくらいネギが載ってくるのだろうか。

最近よく見る鹿肉そば

ローマ字表記だけかと思ったら、その下には英語表記も。
ワガママだが、コロッケが頼めるといいなぁ。
関東圏では、コロッケそばで有名な駅そばもあるみたいだし。
コロッケそばを食べたしと思へどもコロッケそばはあまりに遠し、である。
理想は、熱々のコロッケだが、出来合いのものでも構わない。
おツユで衣をズブズブにして戴いてみたい。
そんなふうに思うのは少数派か・・・。