2020年11月21日
小海線観光列車ハイレール1375・1号のブランチセット
2023/11追記 現在は内容が変わっています。こちらをご覧ください。

小海線観光列車ハイレール1375・1号のブランチセット
まとめ
・小海線の観光列車ハイレール1375・1号限定 2800円。
・びゅうの食事つき旅行商品(乗車券+指定席券+ブランチセットで4800円)以外でも、単独注文可能。
・お値段高め。小淵沢駅で駅弁や出来立てかつサンドを買った方が満足度が高いかも。
以下、グダグダと。


小海線観光列車ハイレール1375・1号のブランチセット
まとめ
・小海線の観光列車ハイレール1375・1号限定 2800円。
・びゅうの食事つき旅行商品(乗車券+指定席券+ブランチセットで4800円)以外でも、単独注文可能。
・お値段高め。小淵沢駅で駅弁や出来立てかつサンドを買った方が満足度が高いかも。
小海線のリゾート列車 ハイレール1375乗車記録 中秋編 信州ワンデイパスで行く旅①の2出典:ヤフー路線情報前記事篠ノ井線で松本へ、そして中央東線で小淵沢へ。ハイレール1375を目指して。信州ワンデーパスで行く旅①の1塊感が半端ない小渕沢駅の外ベンチで、出来立ての「甲斐かつサンド(とり)」…
以下、グダグダと。

小海線を走る観光列車ハイレール1375。
小渕沢を午前中に出て、午後1時前に小諸駅着く1号車でしか戴けないブランチセット。
朝食には遅く、お昼には早い、ということで、ブランチ。
このブランチセットの予約にはちょっとコツがいるが、そちらは別記事で。
10:42発のハイレール1375に乗り、席に着く。
乗車時に、アテンドさんに「この券(バウチャー券)はどうすれば・・・」と聞いたら、即行で、座席に置いておいてください、と返される。
みんな聞くんだろうな。
自席に着座し、テーブルに置いておこうと思ったが、車内を見て回りたかったのて、そのまま持ち歩く。落としたら困るし。
ちなみに、バウチャー券は2枚。
1枚はお弁当、1枚はお茶用。だからセットなのか。
どちらがどちらかは判別できず。
出発ベルもなく発車し、程なくアテンドさんが「ブランチセットを御予約の方~」
と声を掛けながら通っていく。
しかし、座席配置の関係でこちらからうまく声を掛けられず、通り過ぎてしまう。
行っちゃった、と思ったらすぐ先のお客さんも頼んでいたようで、まずはその方へ。
戻るところを声を掛けて、次に持ってきていただく。
こんな形で登場。お茶付き。だからセット?
その後車内を見渡したところ、ボックス席以外ほぼ満席の1号車の約17人中、注文したのは私ともうひとりの方だけの模様。
2号車には小さなお子さんを連れた家族だったが、注文はなし。
意外と頼んでいないのだな、という印象。
どなたかのサイトでは、ほぼみんな頼んでいた、とあったが、乗車した時期も違うんだろうな。
当時とは、内容もかなり違っているみたい。
当初のブランチセットの記事を載せている方のブログ
高原の車窓を肴にブランチセットをいただきます! 車内設備も充実し、2時間の乗車時間はあっという間でした! ~HIGH RAIL 1375 乗車記(5)~ 2017-07-22
高原を走るハイレールに乗ってきた~後編~2017年08月13日
他の方々は、小渕沢で入手したと思われる普通の駅弁が多かった。
それも、またおいしそう。
さて、そのブランチセット。
袋から取り出すと、本体+サラダ。
サラダにはドレッシングの小袋。レインボードレッシング? 派手な名前だね。
本体は、紙のパッケージ。
開くと、飛び出す絵本みたいな仕掛けが。
ハイレール1375が起き上がってくる。
なるほど、子どもが喜びそう。
持ち帰ろうかと思ったが、荷物になるし、折れちゃうだろうし、そこまではいいだろう、ということで、これは小諸駅ホームでサヨナラ。
お弁当はパッケージから横スライドさせて取りだす。
すると、お弁当レイアウトに合わせたお品書きが。
カラーコピーっぽいところはご愛嬌。
ハイレール1375 特製弁当 お品書き。
左はサンドイッチゾーン。
上から、玉子サンド
ポテトサラダ玉ねぎロールパン
豚かつサンド
右がおかずゾーン。
芽キャベツ
牛肉のサイコロステーキ
やまいも
りんごゼリー
花豆
信州サーモンマリネ
コーンクリーミーコロッケ
レンコン・かぼしゃの素揚げ
サラダは、
レタス
セロりー
きゅうり
もろこし
ミニトマト
+
レインボードレッシング
下には、
「八ヶ岳のすそ野を走る小海線、JR標高の最高地点で、天空の星空を眺めながら、また車窓からの景観を楽しみながらの景観を楽しみながら、お召し上がりください」
とある。
あれ? これは1号車限定だから、星空を眺めながらは無理なんじゃない?、と思うがそれは野暮か。
星空号でも、これが提供されているのかもしれない。

中身を確認したら、そっと戻す。
出発前に小淵沢駅で出来立てを戴いた「甲州かつサンド(とり)」の余韻が残っているし、もう少し景色のいいところへ行ってから、何か飲みながら戴きたい。
で、12時直前から戴く。
本来は座席指定した1号車の1人席で戴くべきところだが、後ろ側の2人席×2つを占める4人組おじさんが、あまりに賑やか、かつ、飲み食いしながら、そして、文字通り口角泡を飛ばしながら、お互い身を乗り出しながら横の席とも話をしている。
発車前からお酒もあけて、大変賑やか。というか、うるさい。
これでは食事もゆっくり楽しめない。
アテンダントの了解を取って、2号車のリクライニング席に避難。
家族連れは野辺山辺りで降りたようで、誰もいない。
お邪魔になるかな、と思ったが肩透かし。
ほっとして、静かな環境で戴く。
1号車の一人席に比べれば、テーブルは折り畳み式だが、この静けさには代えられない。
飲み物は窓辺におけるしね。
と思ったら、かのおじさんたちの隣にいた2人席のご夫婦も後から「避難」してきていた。
確かに横であれをやられたら、ちょっとな。
それはさておき、最初はサラダ。
小さなプラパッケージの蓋を開け、レインボードレッシングをかける。
主にレタスが目立つが、セロリも結構存在感がある。
もろこしは、箸だとちょっと取りづらい。
八ヶ岳高原だから生野菜にしたのだろうが、このパッケージサイズでこの中身なら、コンビニで250円するかどうか、スーパーなら120円レベルのサラダ、という気もする。
まぁ、普段から地元の野菜を食べている身にはそんなにありがたみはないけれど、東京あたりから来ると、地元産の生野菜だ!と喜ばれるかな。
そしてサンドイッチ。ここはビールで。
玉子サンド。
やや甘めの玉子焼き。
悪くはない。一口目としてはいい。
続いて、ポテトサラダ玉ねぎロールパン。
ポテトサラダゆえに、玉子焼きほどの噛み応えなく、口に入る。
クシャ、という感じ。
この咀嚼感は好みが分かれるかな。
美味しいけれど、もう一つ何かあるといいのだが。
豚かつサンド。
これは王道。
普通の「甲斐かつサンド」と同じなのかな。
流石に出来立ては食べられないのが残念だが、かつサンドの説明には「冷めても美味しい」とあったから、おいしいんだろう、と口にする。
確かに、これはこれでおいしい。
これ、冷めてもおいしいように豚肉を何層にも重ねてある、ということ?
断面を見てもいまいちよくわからないけれど。
こちらも、もう一つ何かあるとよかったな、という印象。
決して悪くはないのだけれど。
そして、右のおかずゾーンへ。
普通は、おかず→サンドイッチなのかもしれないけれど、食べ方は自由だ。
ここから赤ワインも加わる。牛肉あるしね。
ワインは、小渕沢の売店で購入したもの。「天空の八ヶ岳」赤・税込580円。
缶のボトルにプラのコップがついたもの。これは便利。
パッケージを破っちゃったら、「天空浪漫」も取れちゃうかな、と思ったが、ちゃんとコップの部分にミシン目があり、切り取れるようになっていた。
これ、山梨県産のブドウを使用した赤ワイン。
車内の売店にはなかったから、売ればいいのに、と思ったけれど、小海線仕様ではあっても、ハイレール仕様ではないことが、パッケージの車両イラストから窺える。
普通の小海線の車両だもんね。
車内売店に入れられなかったのには色々都合があったのでしょう。
と勝手な推測。
このワイン、ボトルが締められるのは、飲みきれなかった時にはいいのだが、コップの扱いが微妙。被せただけでは落ち着かないし、ワインの滴がボトルを伝っていく。
ちょっと扱いづらい。通常なら飲み切っちゃうところだが、今回は飲みきれずに、持ち帰り。
お店で貰った小さいビニール袋に本体とコップを入れて縛って、自前のエコバッグに入れて持ち帰った。結局、自宅で飲んだので、コップいらなかったのだけれど。
話が逸れたが、ブランチセットの右のおかずのメインの牛肉のサイコロステーキ。

まず、一切れ目。
んんっ! 固いぞ固い、めちゃくちゃ固い。
味わい悪くないけど固い。
っていうか、噛めない。
そこを何とか噛み切る。
他もそうなの?と恐る恐る口にした二切れ目は、普通の柔らかさで一安心。
この牛肉サイコロステーキが、全体の価格を上げている要因の一つなのだろうな、
と思いつつ、咀嚼していく。
次に、信州サーモンマリネ。
地元民なので、それなりに馴染みのある信州サーモン。
ニジマスとブラントラウトの交配種。
本当のサケではないのに、サーモンという名がついているから、商標登録できなかった、という噂を聞いたことがあったが、無事、地域団体商標を取得できたらしい。それだけ認知度が上がったということか。
https://www.pref.nagano.lg.jp/suisan/jisseki/salmon/tiikidantaisyouhyou.html
その信州サーモン。
海のない長野県は、魚介が乏しい。
なので、地元料理やら駅弁には結構登場する。でも、ちょっとお高い。
だからちょびっと。
しつこすぎない脂ののり、って感じでおいしくいただく。
後は、芽キャベツやらやまいもやらレンコン・かぼしゃの素揚げをいただき、そ
して、コーンクリーミーコロッケ。
これを最後にしてしまったのは、ちょっと失敗か。
ふにゃふにゃした食感。
クリームコロッケだから、しょうがないけれど。
この辺りって、とうもろこしで有名なんだっけ?
と思ったら、意外と名産地みたい。しらなかった、失礼。
八ヶ岳 もろこし 生産量 で検索
最後に、花豆とりんごゼリー。
りんごゼリーがパックものなのがちょっと残念。
通年出すなら、仕方ないか。
ゆっくり戴こうと思ったが、20分余りで間食。
お腹が空いていたわけではなかったから、もう少し味わって戴けばよかった。
実際に戴いてみて、の感想は・・・
これで2800円は高いよな、というのが実感。
ボリュームはこんなもんでいいが、せめて1980円。
サラダなしでいいから1800円なら、まだ納得感あるかな。
でも、それだと特別感が失せてしまうのだろうか。
ちなみに、星空号の駅弁セットは1800円。
野沢菜かつサンドセットは1100円。
小淵沢の駅で買う「野沢菜かつサンド」は単品で750円。
ここに、お茶(120円~150円?)は付くものの、セットになると1100円とは・・・。
車内に持ってきてくれる付加価値、ともいえるが、ビールが買えそうな差額差額。
それを頼むなら、出来立ての「野沢菜かつサンド」とビールを買うよな。
(参考)びゅうパンフレット(一番最後のところ)
https://www.jreast.co.jp/nagano/view/202009/train-journey.pdf
食事つきプランだと、乗車券+指定席+食事の合計より、ちょっと安い(ブランチセットだと300円位安い計算)。
でも、そもそも乗車券を小淵沢からではなく、元々の出発地から買えばもっと安くなるはず。
ならば、発地からの乗車券+指定席840円+お弁当、の方がお得な気がする。
というわけで、ブランチセットは、中身はいいけど、お値段的にちょっと残念感あり。
ネットの下見で予期はしていたが、でも、食べてみないことにはね。
おいしかったけど、1度でいい。
次回(があれば)、チビチビやりながら普通の駅弁を戴くか、出来立てかつサンドをビールで頬張るか、がいいかな。
いまいち残念な印象が残ってしまったのは、環境もあるのだろうな。
後ろ側の4人組おじさんが騒いでいなければ、車内は混んでいたものの、平和だった。
食事や会話も観光列車の楽しみの一つではあるが、程度があるしね。特にこんな状況下では。
おかげでハイレール1375の印象自体がダメダメになってしまって残念、残念。
(途中、1号車を通ったら、4人組のおじさんの1人が、ボックス席で酔いつぶれていた・・・。まったく・・・。)
今度はハイレールでなくて普通電車でもいいので、リベンジしたいな。
やっぱり、小淵沢から右側(東側)の席がいいかな。
かつサンドをほおばりながら、グビグビと・・・。
では、よい旅を!
現在は内容が変わっています。こちらをご覧ください。

小渕沢を午前中に出て、午後1時前に小諸駅着く1号車でしか戴けないブランチセット。
朝食には遅く、お昼には早い、ということで、ブランチ。
このブランチセットの予約にはちょっとコツがいるが、そちらは別記事で。
10:42発のハイレール1375に乗り、席に着く。
乗車時に、アテンドさんに「この券(バウチャー券)はどうすれば・・・」と聞いたら、即行で、座席に置いておいてください、と返される。
みんな聞くんだろうな。
自席に着座し、テーブルに置いておこうと思ったが、車内を見て回りたかったのて、そのまま持ち歩く。落としたら困るし。
ちなみに、バウチャー券は2枚。
1枚はお弁当、1枚はお茶用。だからセットなのか。
どちらがどちらかは判別できず。
出発ベルもなく発車し、程なくアテンドさんが「ブランチセットを御予約の方~」
と声を掛けながら通っていく。
しかし、座席配置の関係でこちらからうまく声を掛けられず、通り過ぎてしまう。
行っちゃった、と思ったらすぐ先のお客さんも頼んでいたようで、まずはその方へ。
戻るところを声を掛けて、次に持ってきていただく。
こんな形で登場。お茶付き。だからセット?

その後車内を見渡したところ、ボックス席以外ほぼ満席の1号車の約17人中、注文したのは私ともうひとりの方だけの模様。
2号車には小さなお子さんを連れた家族だったが、注文はなし。
意外と頼んでいないのだな、という印象。
どなたかのサイトでは、ほぼみんな頼んでいた、とあったが、乗車した時期も違うんだろうな。
当時とは、内容もかなり違っているみたい。
当初のブランチセットの記事を載せている方のブログ
高原の車窓を肴にブランチセットをいただきます! 車内設備も充実し、2時間の乗車時間はあっという間でした! ~HIGH RAIL 1375 乗車記(5)~ 2017-07-22
高原を走るハイレールに乗ってきた~後編~2017年08月13日
他の方々は、小渕沢で入手したと思われる普通の駅弁が多かった。
それも、またおいしそう。
さて、そのブランチセット。
袋から取り出すと、本体+サラダ。
サラダにはドレッシングの小袋。レインボードレッシング? 派手な名前だね。

本体は、紙のパッケージ。
開くと、飛び出す絵本みたいな仕掛けが。

ハイレール1375が起き上がってくる。
なるほど、子どもが喜びそう。
持ち帰ろうかと思ったが、荷物になるし、折れちゃうだろうし、そこまではいいだろう、ということで、これは小諸駅ホームでサヨナラ。
お弁当はパッケージから横スライドさせて取りだす。
すると、お弁当レイアウトに合わせたお品書きが。
カラーコピーっぽいところはご愛嬌。

ハイレール1375 特製弁当 お品書き。
左はサンドイッチゾーン。
上から、玉子サンド
ポテトサラダ玉ねぎロールパン
豚かつサンド
右がおかずゾーン。
芽キャベツ
牛肉のサイコロステーキ
やまいも
りんごゼリー
花豆
信州サーモンマリネ
コーンクリーミーコロッケ
レンコン・かぼしゃの素揚げ
サラダは、
レタス
セロりー
きゅうり
もろこし
ミニトマト
+
レインボードレッシング
下には、
「八ヶ岳のすそ野を走る小海線、JR標高の最高地点で、天空の星空を眺めながら、また車窓からの景観を楽しみながらの景観を楽しみながら、お召し上がりください」
とある。
あれ? これは1号車限定だから、星空を眺めながらは無理なんじゃない?、と思うがそれは野暮か。
星空号でも、これが提供されているのかもしれない。

中身を確認したら、そっと戻す。
出発前に小淵沢駅で出来立てを戴いた「甲州かつサンド(とり)」の余韻が残っているし、もう少し景色のいいところへ行ってから、何か飲みながら戴きたい。
で、12時直前から戴く。
本来は座席指定した1号車の1人席で戴くべきところだが、後ろ側の2人席×2つを占める4人組おじさんが、あまりに賑やか、かつ、飲み食いしながら、そして、文字通り口角泡を飛ばしながら、お互い身を乗り出しながら横の席とも話をしている。
発車前からお酒もあけて、大変賑やか。というか、うるさい。
これでは食事もゆっくり楽しめない。
アテンダントの了解を取って、2号車のリクライニング席に避難。

家族連れは野辺山辺りで降りたようで、誰もいない。
お邪魔になるかな、と思ったが肩透かし。
ほっとして、静かな環境で戴く。
1号車の一人席に比べれば、テーブルは折り畳み式だが、この静けさには代えられない。

飲み物は窓辺におけるしね。

と思ったら、かのおじさんたちの隣にいた2人席のご夫婦も後から「避難」してきていた。
確かに横であれをやられたら、ちょっとな。
それはさておき、最初はサラダ。

小さなプラパッケージの蓋を開け、レインボードレッシングをかける。
主にレタスが目立つが、セロリも結構存在感がある。
もろこしは、箸だとちょっと取りづらい。
八ヶ岳高原だから生野菜にしたのだろうが、このパッケージサイズでこの中身なら、コンビニで250円するかどうか、スーパーなら120円レベルのサラダ、という気もする。
まぁ、普段から地元の野菜を食べている身にはそんなにありがたみはないけれど、東京あたりから来ると、地元産の生野菜だ!と喜ばれるかな。
そしてサンドイッチ。ここはビールで。
玉子サンド。

やや甘めの玉子焼き。
悪くはない。一口目としてはいい。
続いて、ポテトサラダ玉ねぎロールパン。

ポテトサラダゆえに、玉子焼きほどの噛み応えなく、口に入る。
クシャ、という感じ。
この咀嚼感は好みが分かれるかな。
美味しいけれど、もう一つ何かあるといいのだが。
豚かつサンド。

これは王道。
普通の「甲斐かつサンド」と同じなのかな。
流石に出来立ては食べられないのが残念だが、かつサンドの説明には「冷めても美味しい」とあったから、おいしいんだろう、と口にする。
確かに、これはこれでおいしい。
これ、冷めてもおいしいように豚肉を何層にも重ねてある、ということ?
断面を見てもいまいちよくわからないけれど。
こちらも、もう一つ何かあるとよかったな、という印象。
決して悪くはないのだけれど。
そして、右のおかずゾーンへ。
普通は、おかず→サンドイッチなのかもしれないけれど、食べ方は自由だ。

ここから赤ワインも加わる。牛肉あるしね。

ワインは、小渕沢の売店で購入したもの。「天空の八ヶ岳」赤・税込580円。
缶のボトルにプラのコップがついたもの。これは便利。

パッケージを破っちゃったら、「天空浪漫」も取れちゃうかな、と思ったが、ちゃんとコップの部分にミシン目があり、切り取れるようになっていた。
これ、山梨県産のブドウを使用した赤ワイン。
車内の売店にはなかったから、売ればいいのに、と思ったけれど、小海線仕様ではあっても、ハイレール仕様ではないことが、パッケージの車両イラストから窺える。
普通の小海線の車両だもんね。
車内売店に入れられなかったのには色々都合があったのでしょう。
と勝手な推測。
このワイン、ボトルが締められるのは、飲みきれなかった時にはいいのだが、コップの扱いが微妙。被せただけでは落ち着かないし、ワインの滴がボトルを伝っていく。
ちょっと扱いづらい。通常なら飲み切っちゃうところだが、今回は飲みきれずに、持ち帰り。
お店で貰った小さいビニール袋に本体とコップを入れて縛って、自前のエコバッグに入れて持ち帰った。結局、自宅で飲んだので、コップいらなかったのだけれど。
話が逸れたが、ブランチセットの右のおかずのメインの牛肉のサイコロステーキ。

まず、一切れ目。
んんっ! 固いぞ固い、めちゃくちゃ固い。
味わい悪くないけど固い。
っていうか、噛めない。
そこを何とか噛み切る。
他もそうなの?と恐る恐る口にした二切れ目は、普通の柔らかさで一安心。
この牛肉サイコロステーキが、全体の価格を上げている要因の一つなのだろうな、
と思いつつ、咀嚼していく。
次に、信州サーモンマリネ。

地元民なので、それなりに馴染みのある信州サーモン。
ニジマスとブラントラウトの交配種。
本当のサケではないのに、サーモンという名がついているから、商標登録できなかった、という噂を聞いたことがあったが、無事、地域団体商標を取得できたらしい。それだけ認知度が上がったということか。
https://www.pref.nagano.lg.jp/suisan/jisseki/salmon/tiikidantaisyouhyou.html
その信州サーモン。
海のない長野県は、魚介が乏しい。
なので、地元料理やら駅弁には結構登場する。でも、ちょっとお高い。
だからちょびっと。
しつこすぎない脂ののり、って感じでおいしくいただく。
後は、芽キャベツやらやまいもやらレンコン・かぼしゃの素揚げをいただき、そ
して、コーンクリーミーコロッケ。
これを最後にしてしまったのは、ちょっと失敗か。
ふにゃふにゃした食感。
クリームコロッケだから、しょうがないけれど。
この辺りって、とうもろこしで有名なんだっけ?
と思ったら、意外と名産地みたい。しらなかった、失礼。
八ヶ岳 もろこし 生産量 で検索
最後に、花豆とりんごゼリー。
りんごゼリーがパックものなのがちょっと残念。
通年出すなら、仕方ないか。
ゆっくり戴こうと思ったが、20分余りで間食。
お腹が空いていたわけではなかったから、もう少し味わって戴けばよかった。
実際に戴いてみて、の感想は・・・
これで2800円は高いよな、というのが実感。
ボリュームはこんなもんでいいが、せめて1980円。
サラダなしでいいから1800円なら、まだ納得感あるかな。
でも、それだと特別感が失せてしまうのだろうか。
ちなみに、星空号の駅弁セットは1800円。
野沢菜かつサンドセットは1100円。
小淵沢の駅で買う「野沢菜かつサンド」は単品で750円。
ここに、お茶(120円~150円?)は付くものの、セットになると1100円とは・・・。
車内に持ってきてくれる付加価値、ともいえるが、ビールが買えそうな差額差額。
それを頼むなら、出来立ての「野沢菜かつサンド」とビールを買うよな。
(参考)びゅうパンフレット(一番最後のところ)
https://www.jreast.co.jp/nagano/view/202009/train-journey.pdf
食事つきプランだと、乗車券+指定席+食事の合計より、ちょっと安い(ブランチセットだと300円位安い計算)。
でも、そもそも乗車券を小淵沢からではなく、元々の出発地から買えばもっと安くなるはず。
ならば、発地からの乗車券+指定席840円+お弁当、の方がお得な気がする。
というわけで、ブランチセットは、中身はいいけど、お値段的にちょっと残念感あり。
ネットの下見で予期はしていたが、でも、食べてみないことにはね。
おいしかったけど、1度でいい。
次回(があれば)、チビチビやりながら普通の駅弁を戴くか、出来立てかつサンドをビールで頬張るか、がいいかな。
いまいち残念な印象が残ってしまったのは、環境もあるのだろうな。
後ろ側の4人組おじさんが騒いでいなければ、車内は混んでいたものの、平和だった。
食事や会話も観光列車の楽しみの一つではあるが、程度があるしね。特にこんな状況下では。
おかげでハイレール1375の印象自体がダメダメになってしまって残念、残念。
(途中、1号車を通ったら、4人組のおじさんの1人が、ボックス席で酔いつぶれていた・・・。まったく・・・。)
今度はハイレールでなくて普通電車でもいいので、リベンジしたいな。
やっぱり、小淵沢から右側(東側)の席がいいかな。
かつサンドをほおばりながら、グビグビと・・・。
では、よい旅を!
現在は内容が変わっています。こちらをご覧ください。
2023/11/01
【まとめ】・ハイレール1375の特製弁当は、小淵沢発の1号(2200円)と星空号のみ(1300円)。駅弁の丸政のもの。 *1号 小淵沢10:40発→小諸12:56着 星空号 小淵沢18:17発→小諸21:02着・事前のネット予約のみ。・重要:乗車日の4日前23時までに予約必要。キャンセル不可。・受け取りは車内でのみ(…